【体験談あり】看護師が不妊治療をしながら続けられる仕事や働き方まとめ

看護師が不妊治療をしながら続けられる仕事

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不妊治療と看護師の仕事を両立するにはどんな職場で働けばいいのかな?

治療費がかかるし正社員で働きたいけど、難しいのかな・・。

夜勤があったり休みが取りづらい職場で働いてると、妊活や不妊治療の時間がとれず働き方も悩みますよね。

そんな悩みを持つあなたへこの記事では、看護師が不妊治療をしながら続けられる仕事の例筆者や周りの看護師さんの体験談をもとに書いてあります。

この記事を読むことで、自分が妊活や不妊治療をするうえでどんな働き方が合っているか分かるように

働き方で悩んでいるあなたが、妊活や不妊治療をスムーズにすすめられるようになれば嬉しいです。

この記事でわかること
  • 看護師で妊活、不妊治療をしながら続けられる仕事や職場の特徴
  • 正社員、パートのメリットデメリット
  • 妊活、不妊治療に専念するために転職した看護師の体験談
この記事を書いた人
看護師 みさ

・看護師歴10年以上
・現在は内科クリニック勤務
・妊活や治療のため転職→現在は一児の母
・現在2人目妊活中

30代で子宮の病気、妊活を機に転職をした経験あり。

結婚、妊娠・出産、子育てとライフステージが変わって「働き方を変えたい」看護師さんへ。自身の経験をもとに記事を書いています。

目次

看護師で夜勤があると妊活・不妊治療が難しくなる理由

夜勤をしながら妊活・不妊治療を頑張っている看護師さんもいますが、休みが取りづらかったり職場の理解がないと難しいときも。

ここでは、夜勤があると妊活・不妊治療が難しくなってしまう理由を解説していきます。

この章に書いてあることまとめ
  • 夜勤があるとパートナーとタイミングを合わせるのが難しくなる
  • 夜勤や長時間勤務は月経不順に影響するという報告がある
  • 治療を続けるには職場や上司に相談してシフトを調整してもらったり、不妊治療連絡カードを利用して仕事との両立をしていく必要がある

パートナーとタイミングが合わない

夜勤があると仕事が終わって家に帰るとパートナーは仕事の時間。3日間顔を合わせないことも。

この状態だとパートナーとのコミュニケーションも減り、タイミング法をとっている場合はタイミングを合わせるのが難しくなり回数が減ることもあります。

排卵日を予測してシフトの希望を出したり、パートナーとの話し合いが必要になります。

夜勤による体の負担

ハーバード公衆衛生大学院の研究チームによると、夜勤や長時間の勤務は月経不順に影響するとの報告が出ています。

2交代の夜勤だと長時間勤務になりますし、介護度が高い患者さんが多くいる病棟だと重労働にも。

夜勤を減らしたり職場を変えるのは簡単ではないと思いますが、仕事を続けたい場合は職場に相談したり、厚生労働省の「不妊治療連絡カード」を利用して、仕事と不妊治療の両立をしていくことが必要になってきます。

【参考サイト】
不妊治療とアンチエイジング 「夜勤や肉体的にきつい仕事は月経に影響するか?」
厚生労働省 「不妊治療と仕事の両立のために」

看護師が不妊治療をしながら続けられる仕事や職場の特徴

看護師が不妊治療をしながら続けられる仕事

看護師で不妊治療をしながら続けられる仕事や職場にはどんな特徴があるのか、お伝えしていきます。

夜勤のないクリニックはおすすめのうちの一つですが、クリニックだからと言って不妊治療を続けやすいとは限りません!

転職をする場合には、スタッフの雰囲気や育休の実績があるかの内情を把握することが大切です。

おすすめの職場

おすすめの職場
  • 人間ドックや健診センター
  • 病院の外来
  • 日勤のみのクリニック

人間ドックや健診センター

人間ドックや健診センターは予約制のところが多く、定時で帰れることが多いです。

健診が多いと忙しいですが、ルーティンワークが多く、緊急性のある患者さんは来ないので気持ち的にもゆっくり働くことができます。

母体が大きい職場だと福利厚生が手厚いところもおすすめポイントです。

病院の外来

病院の外来は人手が多く休みも取りやすい傾向にあります。

病院内で育休復帰後のスタッフが配属されることも多く、急なお休みもお互い様で働くことができます。

病院なので、クリニックと比べると福利厚生も手厚いです。

日勤のみのクリニック

クリニックは休日が決まっていたり、緊急性のある患者さんが来ないので気持ち的にゆっくり働けます。

クリニックは個人経営のところが多いので年間休日や就業時間などはクリニックによって様々。

事前に内情を把握して不妊治療をしながら続けられそうか、確認することが大切です。

クリニックだと看護師の人数が少なくて休みづらかったり、育休がとれないんじゃない?

と不安に思う看護師さんもいるかもしれませんが、これはクリニックによります。筆者の職場はクリニックですが、急なお休みはお互い様ですし、育休を取っているスタッフも多数いますよ。

次に不妊治療をするにあたり、働きやすい職場の特徴をお伝えします!

おすすめの職場の特徴

おすすめの職場の特徴
  • 産休・育休の実績がある
  • 子持ちが複数人いる
  • 柔軟に働き方を変えられる
  • スタッフの人数or正社員が多い

実際に私が転職した職場もこの特徴に当てはまっていました!

産休・育休の実績がある職場

産休・育休実績が複数人ある職場だと、自分が妊娠したときにシフトを調整してもらったり育休がとりやすくなります。

実際に育休をとった看護師さんが、復帰後にどんな働き方をしているかも確認してみましょう。

子持ちが複数人いる職場

子持ちの看護師が複数人いる職場だと、急なお休みもお互い様なので助け合って働くことができます。

自分が妊娠したときや子育てをするときの相談もしやすくなります。

柔軟に働き方が変えられる職場

病棟→外来、社員→パート、と異動や雇用形態を柔軟に変えられる職場であれば、転職をせずに働き方を変えれます。

有給やボーナスや昇給の査定期間もそのまま引き継がれることが多いので、転職に悩んでいる方はまず働き方の変更を上司に相談してみましょう。

スタッフの人数が多いor常勤が多い職場

正社員が1人や2人の職場の職場に正社員として転職すると、休みが取りづらいことも。

全体の人数も大事ですが、フルタイムで働いている人がどのくらいかも確認しましょう。

正社員で不妊治療は続けられる?正社員・パートのメリットデメリットを解説

看護師で不妊治療をしながら続けられる仕事

正社員で働くメリット・デメリット

正社員で働くメリットは、

  • 収入を維持できる
  • ボーナスもあり雇用も安定
  • 1年以上働いていれば育休が取得できる

ことです。

不妊治療はお金がかかりますし、子どものためにお金を貯めたいという人には正社員で不妊治療を続ける方向で調整してみましょう。

デメリットは、

  • パートと比べると休みがとりにくい

ところです。職場や上司の理解が必要になってきます。

「不妊治療連絡カード」を利用したり、正社員でも休みが取りやすい職場に転職をすることで、治療と仕事の両立が可能になります。

パートで働くメリット・デメリット

パートで働くメリットは、

  • 休みが多くとれること

です。休みが多いことで、妊活や体質改善の時間が取れ、仕事のストレスを減らすことができます。

デメリットは、

  • 時給なので収入が不安定になる
  • 働く時間数によっては育休の対象外になる

ことです。

今後生活や不妊治療をしていくうえでどのくらい稼げばいいのかを把握したり、パートでも育休がとれるのかを職場に確認することが大切になります。

不妊治療をしながら仕事を続けられる?看護師の体験談を紹介

ここでは実際に妊活・不妊治療で転職をした私や周りの看護師さんの体験談を紹介します。

筆者:激務クリニック→健診クリニック正社員

常勤が少なく休みが取りづらい職場でした。

残業もあり何時に帰れるか分からない日も多い職場だったので、定時帰宅で夫と休日が合う健診クリニックに転職しました。

私は常勤が少ないクリニックで働いていたため、責任もあり休みが取りづらい状況でした。

自分でハローワークに通ったり転職エージェントさんに相談しながら、完全予約制の健診クリニックに転職を決意。

転職先は、

  • デスクワークもあり座っていることが多い
  • 土日休みで夫と休みが合わせやすい
  • スタッフの人数が多い

職場のため、急な休みも取りやすく治療に専念することができるようになりました!

Aさん:病棟→内科クリニックパート

Aさん

夜勤があり身体的に辛くなり、タイミングをとっても授からないため、休みのとりやすいクリニックに転職しました。

筆者の知人のAさんは、パートですが育休を取得したいため週の勤務が20時間以上で社会保険・雇用保険に加入。

午前で仕事が終わる日も多く、転職してから通院しやすくなった」と言っていました。

転職して1年たった頃に妊娠し、現在育休中です。

転職におすすめの時期は妊活の1年前からの理由

転職は育休取得やスタッフへの配慮を考えると妊活の1年前からがおすすめです。

その理由をお伝えします。

※赤ちゃんは授かりもので各ご家庭のタイミングもあります。1年未満に妊活をしてはダメということではありません。

育休を取得するため

職場の規約にもよりますが、育休は入社1年未満だと取得することができません。

1年以上・未満になるかは、育休の申出時点で判断されます。

赤ちゃんは授かりものでタイミングもありますが、育休の取得を考えている場合は、自分がどのくらい働けば育休が取れるかを逆算して考えて働くことをおすすめします。

参考サイト:厚生労働省 育児休業制度特設サイト

働くスタッフへの配慮

新しく看護師を雇うと仕事を教えながらの業務になるため、スタッフには少なからず負担がかかります。

仕事を覚えた頃にすぐ産休となると、また新しい人を雇い教えるという負担が出てきます。

赤ちゃんは授かりものですし、妊活も年齢のことを考えると早く進めたいという気持ちもあると思いますが、働き方を変える場合は、パートナーと時期をよく話し合って進めていきましょう。

まとめ|看護師が不妊治療をしながら続けられる仕事はあるが、職場選びがとても大切

看護師が妊活・不妊治療をしながら仕事を続けるには職場の理解、職場選びが重要になります。

今、あなたが妊活・不妊治療を続けるうえで一番悩んでいることはなんでしょうか?

  • パートナーと時間が合わないので日勤のみで働きたい
  • 通院したいので休みがほしい
  • 体力的に厳しいので夜勤がなく定時で帰りたい
  • 妊娠後の働き方を考えて重労働がない職場で働きたい

あなたの今一番悩んでいることを明確にして、それを解決してくれる職場を探してみましょう。

自分でハローワークなどで探すこともできますが、内部情報や不妊治療をしていても働けるかを把握するのは難しいので、情報を持っている転職エージェントを利用することもおすすめです!

この記事を読んでくれたあなたが、妊活・不妊治療をしながら納得できる働き方を見つけられたら嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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